red sparrow 映画感想
映画、日曜大工、サーフィン、アウトドアが趣味です。
ブログ開設のきっかけは見た映画の感想を記録しておきたいから、また意見交換などできればと考えたからです。映画をよく見るのですが昔からたくさんの映画を見るため、どの映画を見たか、どんな内容でどんな印象を受けたかすぐ忘れてしまうので記録していきたいです。
まず第一回
ずっと見たかった
【RED SPARROW】
ジェニファーローレンスもスパイ映画も大好きなので非常に楽しみにしていました。公開されている劇場が少ないような、タイミングも合わなかったせいで劇場では見れませんでした。
内容は一般的なスパイ映画と比べスカッとするアクションシーンがとても少なく、サスペンス映画のような終始不幸な印象。主役のドミニカ(ジェニファーローレンス)は国民的なバレエダンサー、団員の嫉妬によりトップの座を引きずり下ろされる。保安局の叔父の紹介からスパイ養成所に半強制的に入れられることに。しかしそこはスパイ活動の中でも特に性的アプローチにより真理操作する訓練をする部隊であり、劇中でも残酷な性描写がある。ドミニカもここで裸になるシーンが多いが、経緯が経緯なだけに喜んで見ることもできず複雑な何か胸つっかえるような気分に、、
上から認められ現場に出ると自国のスパイ(モグラと表現されていた)を探す任務にを与えられる。ここで米国側の男性スパイ(ドミニカはロシア側)とで会う。男性スパイとモグラが繋がっておりドミニカはどうにかモグラの名を聞き出そうとする。その中でドミニカは次第に自国ロシアに対しまた叔父に対し不信感を募らせていく。
ここまでを簡単にまとめると
- ドミニカはモグラの名前を聞き出し自国で優位な立場が欲しい。また病気の母という弱みもある
- 米国スパイはモグラのロシア内での地位や安全を保障するため絶対に名前は言えない。
- 見ていても二人のスパイの駆け引きからお互いが惹かれあっているのかトラップなのか、どちらとも取れない
- 後半になっても展開は全く予想できず、こんなハッピーエンドになればいいなという抽象的な想像もできない
- ドミニカの美貌と気になる展開から画面に釘付け
ついにラスト
エンディングまでは絶望的な内容で、ここまで来てもドミニカは何を望んでるか、映画自体もどこに収束するか全然わからない。
最後の最後
すべての辻褄を合わせるようなドミニカの罠が明らかになっていき、最初からこれ狙ってたんか?ドミニカ怖すぎる、、という内容に非常にすっきりはするが
すべての人のために尽力し巧妙な仕掛けで一連の事件を解決したドミニカだけは報われたのか、、辛いな、でも凄いという感想しか
最後の最後まで展開を予想できず、ラストできっちりすべてをクリアにしてくれました。女性の強さを感じ、非常に見応えのある映画でした。
しかし脚本家が元CIAとかって、妄想で書いてくれてるならまだしもリアルな内容だったら怖すぎますね